システムコールの一部の機能がサポートされていない場合に、その機能を指定すると、E_RSATR または E_NOSPT のエラーを発生する。E_RSATR に該当しない場合には、E_NOSPT のエラーとなる。
予約機能コード(未定義の機能コード)を指定してシステムコールを実行しようとした場合に、このエラーが発生する。未定義の拡張SVCハンドラを実行しようとした場合(機能コードが正の場合)にも、このエラーが発生する。
未定義やサポートしていないオブジェクト属性を指定した場合に発生する。
システム依存の適応化を行う場合、このエラーのチェックは省略されることがある。
システム依存の適応化を行う場合、このエラーのチェックは省略されることがある。
E_ID はID番号を持つオブジェクトに対してのみ発生するエラーである。
割込み番号などの範囲外や予約番号といった静的なエラーが検出された場合には、E_PAR のエラーが発生する。
このシステムコールを発行できるコンテキスト(タスク部/タスク独立部の区別やハンドラ実行状態) にはないということを示すエラーである。
自タスクを待ち状態にするシステムコールをタスク独立部から発行した場合のように、システムコールの発行コンテキストに関して意味的な間違いのある場合には、必ずこのエラーが発生する。また、それ以外のシステムコールであっても、実装の制約のため、あるコンテキスト(割込みハンドラなど)からそのシステムコールを発行できない場合に、このエラーが発生する。
エラーの検出は実装依存である。
ユーザタスクがシステムオブジェクトを操作した場合に発生する。
システムオブジェクトの定義およびエラーの検出は実装依存である。
オブジェクト管理ブロック領域、ユーザスタック領域、メモリプール領域、メッセージバッファ領域などを獲得する時のメモリ不足(no memory)
オブジェクト数の上限を超えてオブジェクトを生成しようとした場合など。
※ E_IO のサブエラーコードには、デバイスごとにエラー状態等を示す値が定義される場合がある。